Jay Chou/1st Concert in Japan
何年ぶりにコンサートに行ってきました。
アジアのトップスター、周杰倫(ジェイ・チョウ)の初日本でのコンサート。
コンサートに行った理由は、日本でコンサートを開く台湾人なら、やっぱり応援したい!
なので、チケットを申し込んだのだ。
名前と、「頭文字D」の映画に出ているのと、
現在中華圏のトップに立つアーティストとしか存じないわたしは、
肝心な彼の音楽についてほとんど知識皆無のままでコンサートへ行ったのだ。
(そもそも周杰倫の歌を全く知らないわたしのほうが有りえない)
場所は東京国際フォーラム。
開演30前の18:30頃、会場に到着したら、あまりの人混みに驚いた。
台湾からのファンも多くて、あちこちと中国語が聞こえた。
「韓流」の次は「華流」と言われているが、イマイチ盛り上がらない中、
さすが周杰倫、あなどれない!
およそ2時間20分のコンサート、So Hight。
わたしは冷静だったが、観客のほとんどは飛んでいた。(みんな、Hightだもん)
コンサートで聞いた曲はRapかバラードばっかりだったけれど、
彼の独特の歌い方でしょうが、
わたしは周杰倫が一体何を歌っているのか分からなかった。
歌詞なしで(おまけに彼の曲を全く知らないわたしなので)聞き取るのは不可能。
でも、周杰倫のコンサートはやっぱり最高!と賞賛したい。
彼はシンガーとしての資質と努力を備えているし、
観客を惹きつける天性的な魅力もある。クールでいかにもカリスマ的存在。
ああ、この人、スターだなぁって素直に思った。
特にスペシャルゲストの「南拳媽媽(NAN QUAN MAMA)」(なんでこんなグループ名なの?)
のメンバーの一人である宇豪とのピアノの連弾が実にexcellent!
この「宇豪」という方、ピアノの腕前は素晴らしい。
とにかく舞台も観客も温度の高いコンサートだった。
音楽に国境はない、ただただそう思った。
実際、コンサートに行ったから、周杰倫が絶大な人気と支持を得られるのも納得。
最高のパフォーマンスを見せてくれたし、心から楽しめた。
帰りにCDでも購入しようと思ったが、高すぎたので断念。(おーい)
寒い寒い東京の夜に、東京国際フォーラムのAホールは真夏と化していた。
4月に王力宏(ワン・リーホン)もJapan Tourを開催するらしい。
春が待ち遠しいと思いながら清々しい気持ちで駅に向かった。