メゾン・ド・ヒミコ




昨日、ヨガの後、「メゾン・ド・ヒミコ」を観に行きましたよ、てつさん。(誰にいってるの?)
観に行くべし、行くべし。


一足先にみたメガネ美人に、どう?と聞いたら、

心が温かくなる映画、そしてオダギリジョーはすごくセクシー、とのこと。

ふーん、と思いましたが、その通りでした。



同性愛者たちの話ですが、淡々と描いていくからさり気なく切ない。

人はみんな孤独。。。。

でも嘆くでもなく、悲しむもなく、どっか諦めたような、悟ったように見えました。

メゾン・ド・ヒミコ」の時間だけがゆっくりと流れて、

不思議に心が洗われます。

静かだけど決して退屈ではない上に美しい映画だと思います。



キャストについて、オダキリジョーはまさしく若くて美しい男だし、

柴咲コウの沙織役も不愛想でいい味が出ているし、

なによりも田中泯の、ヒミコそのものの演技が素晴らしい!



ちなみに、あの「ジョゼと虎と魚たち」犬童一心監督の作品です。

わたしは未だに「ジョゼと虎と魚たち」の原作も読んでいないし、

映画も観ていないのですが、

『ジョゼ』はフランソワーズ・サガンの小説、「一年ののち」の主人公の名前です。