私の頭の中の消しゴム

水曜日のLady's Day、本当は「メゾン・デ・ヒミコ」(正しくは「メゾン・ド・ヒミコ」、すみません)を観に行くつもりだったけど、

時間が合わず、散々迷った結果、「私の頭の中の消しゴム」にしました。

だって、観る前から絶対泣かされると分かっていたのですから。


やっぱり泣けた。。。。



映画館で鑑賞したお客さまの感想が貼られていて、

どれをみても「泣いた」と書いてあります。

実際、映画の最中、周りから啜り泣きの声が聞こえました。

終わった後、トイレに行ったら、どの女性も目が赤かった。

わたしも泣いたけれど、めちゃくちゃ泣いたとか、号泣とかではなかったのです。




先日、ヨガのレッスンに行ったあと、みんなでごはんを食べに行きました。

この映画の話が出て、感想を聞かれたので、

そうね。理想な夫婦愛かな、と答えました。

それを聞いたあさこ先生は、



「miaoさんにとって、夫婦は仲良くしていきたいものですね」と言いました。



「トッピングよ。」と、付け加えたのです。




わたしは認めなかったけど、否認もせず、ただ茫然としました。

本当は自分でもよく分からないのですが、

時々、あさこ先生の言葉にびっくりさせられます。

私の頭の中の消しゴム」みたいな愛情、あまりないと思いますから。

それよりも「ラブ・ストーリー」のほうが、途方もなく心臓で泣きました。



世間はもっぱら純愛が流行っています。

陳腐と思いつつも、あんな愛情を手に入れたいと思ってしまう、

切ないこそ、人々は涙をするのです。