愛してるぜ、ベイベ
わたしは妹を「寶貝」(Baby:ベイベ)と呼んでいます。
前にも書いたのですが、
年もちょっと離れている、唯一の妹なので、そりゃ可愛いですよ。
そのベイベからメールが来ました。
先週の土曜日に電話で話したので、メールの内容がわかっていますが、
最後の署名をみて倒れそう。
手紙やメールの最後、普通、名前を書くとかじゃないですか。
うちのベイベはこう書きました:
你 美 麗 的 妹
漢字から察しはつくでしょう。
直訳するとあなたの美しい妹より、というところでしょうか。
あ、そうっ。
負けずに你美麗的姊(あなたの美しい姉)と書いて返信しようかしら。
それだけじゃありません。
電話で話すとこんな調子です:
パターン①
妹 「miao(呼び捨て)、あのね、お宅のおばさんはね・・・」
わたし 「それ、ママのこと?」
妹 「うん。お宅のおばさんはね・・・」
わたし 「・・・・」(冷静にいうな!うちのおばさん=あんたのママでしょ!)
パターン②
妹 「miaomiao(名前をダブって呼ぶのが好き)、お母上はね・・・」
わたし 「普通にママって言えないの?」
妹 「お母上はね・・・」
わたし 「母上はどした?」(無視!?)
何時代の人だよ、あんた!ってつっこみたいけれど、
つい調子を合わせてしまうわたしです。
でもね、うちのベイベはやっぱり可愛いですよ。
面倒見がいいし、家族思いですし。
しょっちゅう、「台湾の味」をいっぱい詰まった小包を送ってくれます。
末っ子だから「お宅のおばさん」と呼ばれるうちのママも
もちろん可愛くてしょうがない。
わたしは高校を卒業してすぐ日本に来たので、
あまり家族と一緒にいられなかったし、ママのことも妹に任せています。
お姉ちゃんなのに、妹に負担をかけさせて本当に悪いことをしたなぁって。
だから、わたしは妹がほしいものなら、何でも買ってあげたいと思うのです。
お姉ちゃんのわたしは、できることなら何でもしてあげたいのです。
むろん、妹はむちゃな要求はしませんが。
自慢することではないけれど、妹と仲がいいことは、わたしの自慢です。
ついでにいうと、妹の彼氏とも仲がいい。
わたしが妹の彼氏につけたニックネームは、家族の間で通用しています。
うちのベイベはこんなことを言いました。
妹 「おねえ、あなたはラッキーよ。わたしのような妹がいるなんて幸せ。
わたし、わたしのような妹がほしいな〜」
その通りと思いますが、なんか対抗したいくなるじゃないですか。
わたし 「ふーん。あんたこそ幸せよ。わたしのようなお姉さんがいるんだから。」
妹は日本語が分からないし、このblogも知らないからこそ言えます。
愛してるぜ、ベイベ。