目下の幸せ

わたしが好んでよく「目下の幸せ」と言いますが、

周りに「そんな使い方はないよ」と言われたことがあります。


広辞苑で調べたら、

目下(もっか)

€目のまえ。現今。ただいま。 「−−−準備中」

 眼下。 「−−−に広がる草原」



わたしが言う「目下の幸せ」は€のほう、つまり目のまえの幸せをさします。


これは昔読んだ、辻成仁の「目下の恋人」という本からの真似です。


目下の恋人 (光文社文庫)

目下の恋人 (光文社文庫)






幸せというと、

いつも、昔ビデオでみた映画、「ハピネス」の最後に流れる歌が思い浮かぶのです。


その歌にこんな歌詞があります。



Happiness, where are you?




それはみんなが探し求めているものです。

でも、幸せは青い鳥みたいに、案外身近にいるかもしれません。

たとえば、チョコレートを食べると、ちょっと幸せを感じます。
(チョコレートは人を幸せにする、とわたしが思いますが)

家族が元気でいることは、幸せです。

ゆっくり寝れたら、めちゃくちゃ幸せ。

こんな日常の小さいな幸せは、当たり前のようにあるから、

人はもっと大きな幸せを探すでしょう。

でも、目のまえにある幸せも大事にしなくちゃ。



わたしにとって目下の幸せの一つ目は、本(漫画も含む)です。

読書のとき、たちまち幸せに満ちます。



二つ目は映画です。

映画は色んな人の思いが濃縮される結晶だと思います。

たったの2時間くらいでその人の一生の経験かもしれないことがわかるなんて素晴らしい!


三つ目はヨガです。

ヨガの練習は肉体を鍛えるだけではなく、

瞑想によって開眼された心はもっとクリアになるのです。



そして四つ目は音楽。

そりゃ、No Music, No Life ですもの。

本読まない人がいても、音楽聞かない人ってあまり聞かないですよね?



かなり偏っているかもしれませんが、

人生に本と映画とヨガ、音楽があるから、感謝しています。

わたしの、目下の幸せ。