世界の中心で、愛をさけぶ
先週録画していた「セカチュー」をやっと観ました。
はっきり言って、これは原作を越えた稀な作品です。
原作がヒットする前に(柴咲コウが書いた帯をつける前)読みました。
300万部を突破したベストセラーで、泣ける話のはずなのに、
わたしは原作を読んでも感動が薄かったし、泣けなかった・・・
でも、映画はよかった!色々つっこみたいところはあるけれど、
原作との違う設定が多いので、別物だと思ったほうがいいかもしれません。
森山未來も長澤まさみも純粋で瑞々しい演技を見せてくれました。
特に森山未来が演じるサクに惹かれました。
アキと一緒に写真を撮るときの表情がいちばん印象的でした。
森山未来のこれからどんな俳優に成長していくのか非常に楽しみです。
そして、この映画を大ヒットにしたもう一つの理由は、
なんといっても平井堅の「瞳を閉じて」でしょう。
瞳を閉じて 君を描くよ それしかできない〜
あぁ、これだけで、もう喪失になってくる、もう切なくなってくる(おい!)
この主題歌に泣かされたといってもいいぐらい、映画と見事にマッチしました。
ラストに流れるこの曲、なんともいえない切ない〜
ドラマは見てないのでわからないけれど、原作より映画のほうが好きです。