ラヴレターの研究/渡辺淳一


ラヴレターの研究 (集英社文庫)

ラヴレターの研究 (集英社文庫)


この本を読んで色々複雑な思いをした。
日本が誇る文豪たちのラヴレターはやはり心を打つものがある。
なんて美しい文章なんだろうと思いならが読んでました。
しかし、この本は文豪たちのラヴレターだけではなく、
その恋の経緯も詳しく紹介したのだ。
当然、ラヴレターの相手は夫や妻に限らず、
恋人や不倫の相手に書いたものもかなり多かった。
この本を読んで、わたしは目からうろこ状態だった。

谷崎潤一郎なんて文章を書けなかったら、


ただの変態じゃん!


文豪だけど、やはり変態だと思う…
才能と人格は全く別ものだね。
作家さんは違う人種と考えたほうがよいのかもしれない。