好きと言えるまでの恋愛猶予
久々のフランス映画。
期待していなかったけど、これはなかなかよかった。
舞台は60年代のパリ。
お互い好きながらその気持ちを素直に表現できず、
遠回りしてしまう男女二人の不器用なストーリー。
好きな人の前だと、わざと素っ気ない態度を取ったり、
平気を装ったり、こんな経験は誰もが多少あるだろう。
まさに映画のコピー通り:
出会ってから10ヶ月。
あなたにたどり着くまでに
私は随分、遠回りをした。
この映画の主役の4人の中に、3人の親は俳優か女優。
いわゆる二世スター。
フィリップを演じるのは、
名優ジャック・ペランの息子、マチュー・シモネ。
甘いマスクでなかなかかっこういい。
シャルロット役のセシル・カッセルは、
俳優ジャン=ピエール・カッセルの娘。
わたしの好みではないけど、特別な雰囲気がある。
映画の中に使った音楽もかなり素敵。
全体的にポップでおしゃれな感じ。